妊娠中の生もの(肉・魚)って食べても大丈夫?

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妊娠中は生ものは食べちゃダメ?

 

 

肉や魚を生ものの状態で摂ることは、
妊婦さんにとって実はあまり良くありません。
その理由は生の状態の肉や魚介類に存在する微生物の存在です。

 

 

 

生の肉や魚介類の中には様々な微生物が存在しています。
妊娠中は体の抵抗力が落ちているので、
そういった生の食品というものはできるだけ避けるのが無難です。

 

 

 

微生物の中には人体に悪影響を与えるものもいますので、
そういったものに感染してしまうと、
中には胎児に深刻なダメージを与えるものもあります。

 

 

 

特に要注意なのは

 

 

  • トキソプラズマ
  •  

  • リステリア
  •  

  • サルモネラ菌
  •  

  • O157
  •  

  • ノロウィルス

 

 

 

などです。

 

 

 

妊婦に悪影響を与える微生物

 

 

トキソプラズマ

 

 

トキソプラズマは、生肉・生ハム・肉のパテなどによく含まれています。
これらの加熱されていない生肉を食べてしまって、
トキソプラズマに感染してしまうととても危険です。

 

 

 

トキソプラズマ原虫に妊娠中に初めて感染した場合、
妊婦さんにはほぼ重大な悪影響というものははないのですが、
胎児に対して先天性の水頭症などを引き起こします。

 

 

水頭症(すいとうしょう) … 脳脊髄液の産生・循環・吸収などいずれかの異常により髄液が頭蓋腔内に貯まり、
脳室が正常より大きくなる病気である。
脳脊髄液による脳の圧迫が、脳機能に影響を与える。おもに乳幼児に多くみられる。

 

(Wikipediaより)

 

 

 

リステリア

 

 

リステリアは、非加熱のチーズ、スモークサーモン、
生ハム、生肉
などによく存在しています。
感染すると妊婦さん自身にも悪影響があります。

 

 

 

妊娠中は妊娠前よりも、このリステリアに感染しやすくなります。
そして胎児にも感染して
胎児敗血症・流産・死産・早産を引き起こします。

 

 

 

サルモネラ菌・O157・ノロウィルス

 

 

サルモネラ菌やO157のような重い食中毒を引き起こす細菌に注意です。
サルモネラ菌は洗浄前の卵の殻などに付着しており、
病原性大腸菌であるO157は生肉などに存在しています。

 

 

 

これらの菌は感染すると激しい下痢などを引き起こすので
そこからくる腸の蠕動運動で子宮の収縮が引き起こされることもあります。
そしてそのせいで流産や早産に繋がることもあります。

 

 

 

マグロなどの回遊魚は食べても大丈夫?

 

 

妊娠中はクロマグロなどの一部の魚を食べ過ぎないようにという内容で
厚生労働省が通達を出しています。

 

 

 

これは大型の回遊魚において、食物連鎖の過程で、
人体に有毒なメチル水銀の濃度が高くなるからです。
メチル水銀を妊婦さんが摂取するとどうなるのでしょうか?

 

 

 

メチル水銀が妊婦さんの体内に入ると、胎盤を通して胎児にまで届けられてしまいます。
摂取しすぎると神経発達に影響を及ぼすとも言われているので、
まったく食べてはいけないということはありませんが、食べ過ぎは厳禁です。

 

 

 

 

妊娠中の食品選びで大切なことは?

 

 

妊娠中の食品選びにおいて大切なことは
1つの食品に偏らないということです。

 

 

 

たとえば、体にいいと思ってずっと習慣的に食べていた食べものが、
ある日突然、有害な物質に汚染されていたというニュースをみてびっくりすることってありますよね。
つまり「この食品は絶対に安全だ!」と言い切れるものってほとんど無いということですね。

 

 

 

そのため、できるだけ特定の食品を長期間摂り続けることは危険です。
お腹の中の赤ちゃんのためにも1つの食品だけを盲信して食べ続けないように、
いろんなものを少しずつ食べることでリスク分散を心がけてあげてくださいね。

 


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