「小さく産んで大きく育てる」のメリットと危険性について

MENU

小さく産んで大きく育てることのメリットと危険性は?

たしかに小さく産んでもいいのならお母さんは楽だけど…

 

私の妹が妊娠したときのことです。
妹は妊娠したというのにあまり食事を食べなかったんです。

 

でも、つわりがひどくて食べられないというわけじゃないんです。

 

私「どうしてちゃんと食べないの?」

 

妹「だってダイエットしてるもん。
  友達だってみんな言ってるよ!
  妊娠で増えた体重が戻らないって」

 

私「いや、でもそれは…」

 

妹「あたしは産後も体型を崩したくないしさー、
  病院でも太り過ぎはいけないって言われたよ?」

 

私「それは基準値を大幅にオーバーした太り方はいけないってことだよ。
  赤ちゃんはおなかの中で育ってるんだから栄養はきちんと摂らなくちゃダメ!」

 

妹「もー。だって昔から、小さく産んで大きく育てろって言うじゃん。
  大丈夫でしょ?」

 

私「わざわざ小さくしようなんて極端だよ!
  いい?赤ちゃんは今、一生懸命自分の体を作ってる最中なの。
  それなのに栄養が足りなくて大きくなれないよ〜って泣いてたらどうするの?」

 

妹「なるほど〜!
  じゃあ晩ご飯はケーキ買ってこよっと♪
  いっぱい食べないとねヽ(*´∀`)ノ」

 

私「ちょっとちょっと!
  なんでもいから食べればいいってモンじゃないんだよヽ(`Д´)ノ」

 

もともと昔から極端なところがある妹でしたが、
妊娠した時も太りすぎて体型が元に戻らなくなることを心配していたそうです。

 

妊娠線に関してもかなり心配していて
バリバリになったらやだなーといつも言っていました。

 

でも意外と彼女のように妊娠中にできるだけ太らないようにと
ダイエットをやりすぎてしまう女性はいるようなんです。

 

もちろん小さく産んだほうが、出産がラク、体型が崩れにくい、
といったメリットもあるでしょう。

 

ですが「小さく産んで大きく育てる」という言葉のように本当に
小さく産んだほうが赤ちゃんが大きくなるということがあるのでしょうか?

 

大きくて元気な赤ちゃんの方が一番!

たしかに赤ちゃんを「小さく産んで大きく育てる」というような言葉はあります。
でもこれって正しいことのように思えるんですが、
近年のデータによれば大きく生んであげたほうがその後の成長には有利だという結果が出ています。

 

たとえばちゃんと予定日に出産できたのに低体重児になってしまうことだってあります。
出産後に成長して追いつくことだってありますが、
追いつかずに身長が平均より低いままということだってあるんです。

 

 

またここ数年で生まれてくる赤ちゃんが小さくなってきているという傾向もあります。
妊娠中のお母さんが低カロリー食ばかり食べていたり、
出産年齢の高齢化が主な原因ではないかとも言われています。

 

たしかに日本人の平均身長はここ10年間ほど伸び悩んでいます。
そしてそれは赤ちゃんの出産時の体重が小さくなってきている
こととも関係していると専門家は声を揃えています。

 

今現在妊娠中の人でも、もちろんこれからの人でも
みんな自分の赤ちゃんが元気で健康に生まれてきて欲しいと思っているんじゃないかと思います。

 

ではすこしでも大きくて健康な赤ちゃんを産んであげたいなら
そのためにできる事をしてあげたいですよね。

 

特に妊娠2ヶ月目から胎児は急速に成長していきます。
つまり逆に言えばこのお腹の中にいる時期こそ
大きく成長させてあげやすい時期
だとも言えますよね。

 

妊娠前の栄養状態も大切な要因

妊娠してからはもちろんなのですが
妊娠する前の母親の栄養状態も赤ちゃんの成長に大きく影響します。
それは、胎盤の機能や胎児の栄養状況に大きく関わってくるからです。

 

たとえば妊娠前の時期に過激なダイエット等をしていて
栄養不良状態になっていたとします。

 

そうすると卵子自体も元気がなくなってくるし
妊娠してできる赤ちゃんの栄養源である胎盤の質も低下してしまうかもしれません。
妊活中はとくにママの栄養状態には気を使ってあげることが大切です。

 

妊娠中の栄養摂取・飲酒・運動について

妊娠中の栄養の摂り方にはとくに注意が必要です。
もちろん食べ過ぎは良くないですが、栄養不足も確実に胎児の成長に悪影響を与えます。

 

妊娠中毒症などにも注意しながら
必要な栄養はきちんと摂るようにしていきましょう。

 

また妊娠中にお酒を飲んでも大丈夫かという質問をよく耳にしますが、
妊娠中のアルコールは極力避けるようにしたほうが無難です。

 

アルコール中毒の妊婦さんから生まれた赤ちゃんは
平均的に体が小さいことが多く、他の障害も併発してしまっていることもあるからです。

 

また妊娠中は適度に運動をすることも必要です。
ですが、あまりにやりすぎると今度は胎児の発育を阻害してしまう可能性も。
なにか運動をしたいと思っているなら、まずはかかりつけの医師に相談することが大切です。

 

産後の母乳の質のことも考えよう

おいしい牛乳はよい飼料を食べて、
のびのびと育った牛から取れますよね?

 

同じことがお母さんの母乳にも当てはまります。
どういうことかというと、栄養面など、母乳の質は個人差があります。

 

産後に体重を戻そうと、食べなければいけないものを食べない人がいます。
それが母乳の質を下げてしまう、赤ちゃんの発育にも影響を与えてしまうのです。

 

母乳を与えている時期はとくにお母さんの栄養に気をつける必要があります。

 

 

ただし、母乳というと環境ホルモンのことが気になってしまう人もいることでしょう。
あまり神経質になると逆にストレスになってよくありませんが、

  • 野菜はしっかりと洗って食べる
  • 肉の脂身は避ける
  • できるだけ産地がわかる食材を選ぶようにする

という点に注意する方がいいでしょう。